フランスアンティークの大判フィレレース
時を超えて受け継がれる優美な芸術品。
こちらは1920年から1940年頃に制作された、大判のフィレレースです。
一針一針、緻密に編み込まれた花模様は、熟練の手仕事の結晶。麻糸特有の張りと艶やかな質感が、アンティークレースならではの存在感を放ちます。レース越しに差し込む光は柔らかく、空間を格別の美しさで包み込みます。
網目に刺繍を施すスタイルではなく、クロシェ(かぎ針編み)で作られた「フィレクロシェ」に近い印象を受けます。
花模様が大きく立体的に編まれており、ドイツやオーストリア、東欧でもよく作られていた伝統的なスタイルです。
フランスでも1920〜40年代には盛んに作られており、輸出・販売もされていました。
その大きさはカーテンとしても、テーブルクロス、あるいはベッドカバーとしても十分にご使用いただけるスケール。日常を豊かに演出する実用性と、芸術品としての価値を兼ね備えております。
百年近い時を経てもなお息づくこのレースは、単なる装飾品ではなく、空間に格を与える一枚。アンティークを愛する方にこそふさわしい逸品です。
どうぞこの機会に、永遠に色褪せぬ美の結晶をお手元にお迎えください。
素材 麻
160x195cm
828g
カテゴリー:
家具・インテリア##カーテン・ブラインド##カーテン