アメリカのミッドセンチュリーを代表するもののひとつ、ヒギンスガラスの星型オーナメントです。
大小ふたつのオーナメントはとても美しく、真鍮のリングで壁などに飾り付けすれば、とてもかわいいものです。
ひとつひとつハンドメイドで作られたもので、何よりヒギンスガラスらしい美しいカラーと、そのデザインの美しさに見惚れてしまうものです。
中央にはゴールドで装飾され、当時の勢いあるアメリカも感じることができます。
お皿などはまだ出てくることもありますが、オーナメントのような小さいものはガラスということもあり、なかなか見つけることはできません。
全体的に非常に状態が良いです。
ゴールド部分に多少くすみはありますが、恐らく50〜70年前のものですので、それを考慮するとこの状態のオーナメントは他にないと思います。
<higgins(ヒギンス)>
1948年にシカゴの小さなアパートから創作活動をスタートさせ、アメリカのガラスウエア文化における革新者となった、マイケル&フランシス・ヒギンス夫妻。
2人が創り出す作品たちは、日常のガラス製品にアート(芸術性)を落とし込み、ガラスウエアとガラスアートを美しく融合させた、実に独創的な作品たちです。
色を付けたガラスに様々な装飾を施したのち、さらにその上にガラスを乗せて挟み込んで仕上げるスランプガラスと呼ばれる珍しい製法。
そして、彫刻家のアレクサンダー・カルダーと画家のジョアン・ミロに影響を受けたと語る色彩と幾何学的なパターンが特徴的です。
そこから生み出される芸術的な色彩や装飾に、人々は瞬く間に魅了され、高級百貨店や有名ショップなどから注文が殺到するほどの広がりを見せました。
その作品たちは現代に至っても人々を惹きつけ、その一部は、スミソニアン美術館、メトロポリタン美術館、コーニングガラス美術館のコレクションとなっています。
テイスト···アンティーク,モダン,インダストリアル
主な素材···ガラス・クリスタル
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