Alfred Klitgaard | デンマークは家具職人として修行を積んだ後、ブラジルローズウッドなどの熱帯産の高級硬材を使ったアクセサリーの製作に特化した。これらの貴重なアクセサリーは数十年間生産されておらず、現代ではもはや作ることができない。
-職人が手作りで、非常に高い品質基準で仕上げられています。
-ブラジル産ローズウッドに、Bodil Ejeによる銀細工とエナメル加工が施されています。
-推定75年という年数を経ているにもかかわらず、美しいローズウッドの香りが漂います。
-ローズウッドは1991年からCITES(絶滅危惧種条約)で保護対象となっています。
-可動式の仕切り板付き。
-内部の縁が空気の侵入を防ぐ構造になっています。
-1950年代頃の製品です。
サイズと比率
壁の厚さ、蓋と本体のサイズ、高さと幅など、各要素の比率が非常にバランスよく設計されています。箱は安定感があり、線はシャープで美しく、角は丸みを帯びていますが、デザインの明瞭さは損なわれていません。
高さ4 × 幅19 × 奥行13 cm
装飾性とシンプルさのバランス
装飾的なエナメル部分はアクセントとして機能し、水や夕日を連想させるような鮮やかな色彩で視覚的な魅力を添えながら、木材の表面が持つ清潔でミニマルな印象を損なうことなく、全体的なデザインを引き立てています。
特徴的なディテール
この蝶番は木材のみで作られており、金属製の金具を使用しないという手間のかかる技法です。見た目にも美しく、機能的にも優れていますが、製作には高度な技術が求められます。
Klitgaardのボックスは、デンマークモダンデザインの哲学を体現しています。優れたデザイン、精緻な職人技、機能性、ミニマリズムといった要素を、特に木材といった自然素材の温かみと調和させることで、美しさを追求しているのです。小物類であるからこそ、より一層その美しさが際立ちます。日常に美を、派手さではなく洗練されたエレガンスを、そして機能性の中に美を見出す。
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